カラーをしたその時の仕上がりと
ご自宅に帰ってから見る髪の色って
少し違って見えませんか?
また、外に出た時に見る髪色と、室内で見る髪色も
少し違って見えませんか?
これは、美容室での照明環境と、ご自宅・外での照明環境が違うことによって起こります!
※RADITE/ラディーテの照明は・・・
暖色(オレンジ色のLED)と白色(真っ白い色のLED)が混じっていますので
暖色系のカラー(赤味のある色)も寒色系のカラー(赤味のない色)も均等に照らしてくれる仕様となっております。
これから、二人のお客様を例に、照明環境での見え方の違いを見比べながら、
具体的に解説させていただきます!
(お二人様とも、ベースは明るく抜けていた状態でカラーをしました。髪質・仕上がりのトーンの違いはありますが、照明環境に重点を置いて見比べて下さい)
ハイトーンのアッシュ系カラーで、夕方にカラーをされた仕上がりです。
アッシュ系は赤味を抑えるため、髪に青味を入れたカラーですので、
『真っ白の光』で照らされた方が、よりアッシュ感が出ます。
(青味が強く、赤味が弱い光を発するので、青をより反射しアッシュを表現してくれます)
この場合、お店の白色の照明は味方してくれますが、暖色の照明がアッシュの色味を少し弱めてしまいます。
(暖色照明は赤味がかなり強く、青味が弱い光を発するので、青の反射が弱く、髪に残っている赤味を反射してしまいますので、アッシュの色味を少々弱めてしまいます)
夕方ということもあり、太陽の光はなく、店内の照明だけになりますので、暖色の照明が反映され、少々アッシュ味が弱く見えますが(髪質に赤味が多めということもありますが)翌日、改めて太陽の光や白い光だけの環境で見ると、もっとアッシュ味を感じたり、少し明るく見えたりします!(詳しくは次に解説します)
対してこちらのお客様は、午前中にアッシュ系のカラーで仕上げさせていただきました。
同じ場所でも、太陽の光が当たった状態では、よりアッシュの色合いが分かりやすいです!
これは、太陽の光が『全ての色をとても強く持った光を発している』からです。
(白色・暖色の照明の影響は、太陽の光により、ほぼない状態です)
髪の中のアッシュが、強い青の光をしっかり反射してくれるので、赤味をほとんど感じず、クリアで透け感のある仕上がりに見えます。
リンゴを見て「赤い」と感じるのは、色んな光が降り注いでいる中で、リンゴが赤を反射するようにできているからです。(その光の赤が弱ければ、リンゴの赤味も弱く見えます)
つまりヘアカラーも、染め上げた色味に対して、どのような色を含んだ光に照らされるかで、見え方がちょっと変わります!
私は、それもまたヘアカラーの楽しみ方だと思います⭐︎
1度のカラーで、(微妙な違いではありますが)2〜3色の見え方になるのですから♪
長文ご一読いただき、ありがとうございました。
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